インターネットを光回線する時に、家の固定電話も光電話にすると基本料金がNTTの加入電話よりかなり安くなるのを知っていますか?
そこで今回は、ドコモ光を検討中の方へドコモの光電話の特徴や申し込み方法を紹介します。
今、お使いの固定電話よりきっと料金がお得になるので、ぜひこの記事で確認してくださいね。
ドコモ光電話って何?
ドコモ光電話とは、戸建てプランでドコモ光を利用している方が、利用できる固定電話のサービスです。
ネット光回線を利用する事で、NTTの固定電話サービスより料金がお得になります。
NTTで固定電話を利用する場合と、ドコモ光電話の料金を比較してみました。
NTTの固定電話料金表 | |
基本料金 | 1,700円 |
通話料金 | 【固定電話】 市内 :3分 8.5円 県内市外:3分 20~40円 県外 :3分 20~80円【国際電話】 アメリカ宛て:1分60円(免税)【携帯電話】 ドコモ宛て:1分 17円 au宛て:1分 18円 ソフトバンク宛て:1分 17円(旧ワイモバイル) ソフトバンク宛て:1分 20円 |
次に、ドコモ光電話の料金です。
ドコモ光電話の料金表 | |
基本料金 | 500円 |
通話料 | 【加入電話】 市内:3分 8円 県内市外:3分 8円 県外:3分 8円【国際電話】 アメリカ宛て:1分 9円(免税)【携帯電話】 ドコモ宛て:1分 16円 au宛て:1分 18円 ソフトバンク宛て:1分 16円(旧ワイモバイル) ソフトバンク宛て:1分 18円 |
このように、基本料金も通話料もドコモ光電話の方がお得に利用できることが分ります。
ドコモ光電話に初期費用はかかるの?
ドコモ光電話を申し込むと工事費がかかりますが、ドコモ光の内容(新規なのか転用なのか)によって工事費は変動します。
ドコモ光電話の事務手数料・工事費についてご案内します。
現在、フレッツ光を利用中の方は、今の契約プランによって、工事料が変わりますので、今の契約プランを先にご確認下さい。
フレッツ光の契約プラン別ドコモ光電話料金表 | |
フレッツ光からドコモ光へ転用する場合 | |
フレッツ光(ネクスト、速度そのままタイプ) | 番号新規:2,000円(無派遣工事) |
番号継続:4,000円(派遣工事) | |
フレッツ光(プレミアムなど) | 番号新規:1,000円 |
番号継続:3,000円 | |
フレッツ光(Bフレッツなど) | 番号新規:1,000円 |
番号継続:3,000円 | |
ドコモ光新規の場合 | 番号新規:1,000円 |
番号継続:3,000円 |
次に事務手数料ですが、ドコモ光の契約時にドコモ光電話も一緒に申し込みをすると、ドコモ光電話に手数料はかかりません。
- ドコモ光と同時に光電話も契約する場合 :ドコモ光事務手数料のみ
- ドコモ光を既に利用中で光電話を追加する場合:2,000円
ドコモ光の契約後に、ドコモ光電話に切り替えると無駄にお金が掛かってしまうので、固定電話をお持ちの方は一緒に申し込みをしましょう。
ドコモ光電話のオプションサービスは?
ドコモ光電話で利用できるオプションサービスについて、ご案内します。
ドコモ光電話のオプションサービス一覧表 | |
通話中着信:300円/月 | 通話中にかかってきた電話にも出ることができる |
転送でんわ:500円/月 | 掛かってきた電話を転送できる |
発信者番号表示:400円/月 | 電話に出る前に電話をかけてきた相手の番号がわかる |
迷惑電話ストップサービス:200円/月 | 登録した番号に自動音声で応答できる |
着信お知らせメール:100円/月 | 着信があったことを登録したメールにお知らせする |
ダブルチャネル:200円/月 | 1契約で2回線分の同時通話がご利用になれる |
追加番号:100円/月 | 1契約で電話番号を複数ご利用になれる |
この中でよく使われるサービスは「発信者番号表示」で、いわゆるナンバーディスプレイと言われるサービスです。
最近は固定電話にかかってくる電話は営業電話が多いので、このナンバーディスプレイがあると知らない番号に出なくて済みます。
光電話エースのオプションサービスは不要
「光電話エース」という光電話とオプション4つをセットにしたサービスがあります。
このオプションのセット内容は「ナンバーディスプレイ」「ナンバーリクエスト」「迷惑電話お断りサービス」「キャッチホン」の4つで月に1,500円です。
それぞれを、別々に契約するよりはセットにした方がお得ですが、NTTの加入電話の料金と同じくらいになってしまいますので、変更する意味があまりなくなってしまいます。
ですので、ほとんど固定電話を使わない方は「光電話エース」を申し込む必要はないでしょう。
ナンバーディスプレイのみ必要な場合は、光電話500円とナンバーディスプレイ400円で計900円となり、光電話エースと比べ600円安くすみます。
光電話の解約をする場合
光電話を解約する際はドコモ光のオプションサービスなので、解約違約金がかかることはありません。
ただ、一度光電話を解約すると今の固定電話の電話番号は、使えなくなる場合がありますのでその点だけ注意してください。
解約する際は先ほどオプションサービスと同じく、フレッツ光に電話をすれば解約ができます。
光電話の工事はどんな工事?
ドコモ光電話の工事については「無派遣工事」「派遣工事」のどちらかで、ドコモ光を契約する際にわかります。
- 派遣工事 :業者が後日ご自宅に来て工事をします(工事時間はだいたい1~2時間)
- 無派遣工事:局内で切り替えをするだけなので、何もすることはありません
固定電話番号は引き継げる?
ドコモ光電話にする際に固定電話の番号が引き継げるかどうかは、どこで作った番号かによって変わってきます。
【引き継ぎできる場】
・フレッツ光電話で利用している番号
・アナログ電話の場合NTT発番の番号
【引き継ぎできない場合】
・他社発番の番号(KDDI発番など)
・コラボ光で発番した番号
他社発番の電話番号は解約となり、新しくドコモ光電話で新しい電話番号が割り当てられるので番号が変わります。
ドコモ光電話に切り替えて引き継ぎができないオプションサービス
フレッツ光の時に利用していた電話のオプションで、ドコモ光に切り替えて引き継ぎができないものは下記の通りです。
- FAXお知らせメール
- フリーアクセス・ひかりワイド
- ひかり電話#ダイヤル
- コールセレクト
- 特定番号通知機能(NTT東日本のみ)
- 特定番号通知サービス(NTT西日本のみ)
ドコモ光電話は申し込んだ方がお得?
ドコモ光に乗り換える際に、光電話も一緒に申込んだ方がよいがどうかは、固定電話をどれくらい使うかによります。
【現在固定電話を利用している方】
家で固定電話を利用している方は、フレッツ光からドコモ光へ乗り換える際に、ドコモ光電話に一緒に切り替えると、基本料金がお得になりますし、支払いも一緒にでき便利なのでおすすめです。
ただ、固定電話のオプションの契約はナンバーディスプレイなど最低限にしておきましょう。
今は携帯電話でカケホーダイがあり、電話を利用する際はそちらを使うようにすれば、固定電話の基本料金だけで済むので最低限の料金で利用できます。
【固定電話をほとんど利用していない方】
最近は、固定電話をほとんど利用していない方が多くなってきています。
その場合は、ドコモ光に切り替えると同時に固定電話の廃止も考えてみましょう、この時、固定電話を止める方法は3つあります。
NTT固定電話の利用停止および解約 | |
解約 | 以降使う事がない場合は解約で大丈夫です。 解約に伴う工事などはありません。 |
一時休止 | 電話番号を残すことが出来ますが、毎月利用料金がかかります。 回線を止める工事費は2,000円~10,000円です。 再開する場合の工事費は2,000円から10,000円です。 期限はありません |
利用休止 | 電話番号を残すことは出来ませんが、毎月の利用料金はかかりません。 回線を止める工事は2,000円です。 再開する場合の工事費は2,000円から10,000円です。 5年ごとの更新で10年間継続できます。 |
回線を残しておかないと将来必要になった時に、回線を復活させる工事費がかかるので、上記の方法で回線を残しておくという方法も頭に入れておくといいでしょう。
最近は、携帯電話で通話をする機会が多くなっていますので、ドコモ光に切り替える際に、固定電話や不要なオプションサービスを整理するのも良い機会になります。
しかし、まだ固定電話も必要な場合は、光電話にすることで毎月の料金が安くなる可能性が高いので、フレッツ光からドコモ光へ切り替えと同時に光電話も申し込みましょう。