ドコモ光のシェアパックを利用するとどんだけ~お得なの?料金~解約時の注意点まで

ドコモの携帯料金は、複雑で良く分からないという声が良く聞かれます、割引も複雑で単に長くドコモを利用していてもお得にならないこともあります。

ドコモで料金をお得するポイントは、ネット回線もドコモのドコモ光にまとめ「ドコモ光パック」の割引を受けることです。

そこで、今回はドコモで受けられる様々な割引きを紹介しますので、この記事で確認し、受けられる割引きは残さず受けるようにしてくださいね。

 

ドコモの割引きに関わるスマホのデータ量プラン

「ドコモ光パック」の割引額はドコモスマホの契約データ量によって変わりますので、まずはご自分の契約がどのプランか以下の表でご確認くださいね。

ドコモスマホデータ量プラン料金表
個人で契約するプラン
ケータイパック(2GB) 300円~4,200円
データSパック(2GB) 3,500円
データMパック(5GB) 5,000円
ウルトラデータLパック(20GB) 6,000円
ウルトラデータLLパック(30GB) 8,000円
家族でデータ量を分け合うプラン
シェアパック5(5GB) 6,500円
シェアパック10(10GB) 9,500円
シェアパック15(15GB) 12,500円
ウルトラシェアパック30(30GB) 13,500円
ウルトラシェアパッ50(50GB) 16,000円
ウルトラシェアパック100(100GB) 25,000円

ドコモスマホ・携帯のデータパックプランは、「個人で契約するプラン」と「家族でデータ量を分け合えるプラン」の2種類に分かれています。

ご家族でドコモスマホを利用しているという場合は、基本的にシェアパックでプランを組んだ方がお得になります。

もし今、家族でまだシェアパックになっていないようでしたら、「同じデータ量で料金が今より安くなったり」「料金は同じでも今より多くのデータ量が使える」事がありますので、上記表で料金を確認してみてくださいね。

 

ずっとドコモ割の値引き額は?

「ずっとドコモ割」はドコモの携帯を長く持っている方に対しての割引が受けられるサービスですが、一度解約してからもう一度違う番号で契約をし直した場合は、利用年数がリセットされ新たにその時点からの計算となります、

ずっとドコモ割は利用継続4年以上から始まり、先ほどご紹介したデータ量プラン毎に割引き額が決まります。

ドコモスマホ契約データ量プランとずっとドコモ割の割引き額表
利用経過年数 4年以上 8年以上 10年以上 15年以上
ケータイパック(2GB):300円~4,200円 なし なし なし ▲300円
データSパック:3,500円 なし なし なし ▲600円
データMパック:5,000円 ▲100円 ▲200円 ▲600円 ▲800円
ウルトラデータLパック:6,000円 ▲100円 ▲200円 ▲600円 ▲800円
ウルトラデータLLパック:8,000円 ▲200円 ▲400円 ▲600円 ▲800円
シェアパック5:6,500円 ▲100円 ▲200円 ▲600円 ▲800円
シェアパック10:9,500円 ▲400円 ▲600円 ▲800円 ▲1,000円
シェアパック15:12,500円 ▲600円 ▲800円 ▲1,000円 ▲1,200円
ウルトラシェアパック30:13,500円 ▲600円 ▲800円 ▲1,000円 ▲1,200円
ウルトラシェアパック50:16,000円 ▲800円 ▲1,000円 ▲1,200円 ▲1,800円
ウルトラシェアパック100:25,000円 ▲1,000円 ▲1,200円 ▲1,800円 ▲2,500円

ドコモを継続で15年以上利用している方が、一番お得になるのが分かります。

例えば、ドコモスマホ・携帯を継続で利用し15年以上で、データMパックの場合の割引後の料金は下記の通りです。
5,000円(データM)-800円(ずっとドコモ割15年)=4,200円(割引後データM料金)

ドコモスマホ・携帯を継続で利用して10年以上で、シェアパック10を契約していた場合の割引後の料金は以下のようになります。
9,500円(シェア10)-800円(ずっとドコモ割10年)=8,700円(割引後シェア10料金)

次は「ドコモ光パック(セット割)」についてのご案内です。

 

ドコモ光パック(セット割)

「ドコモ光パック」は、ドコモ光とドコモのスマホ・携帯をセットで契約することにより、スマホの契約プランにより値引きがされるものです。

ドコモ光セット割とデータパック
データパック名称 データパック料金 ドコモ光セット割引料金
ケータイパック(2GB) 300円~4,200円 ▲500円
データSパック(2GB) 3,500円 ▲500円
データMパック(5GB) 5,000円 ▲800円
ウルトラデータLパック(20GB) 6,000円 ▲900円
ウルトラデータLLパック(30GB) 8,000円 ▲1,100円
シェアパック5(5GB) 6,500円 ▲800円
シェアパック10(10GB) 9,500円 ▲1,200円
シェアパック15(15GB) 12,500円 ▲1,800円
ウルトラシェアパック30(30GB) 13,500円 ▲2,500円
ウルトラシェアパック50(50GB) 16,000円 ▲2,900円
ウルトラシェアパック100(100GB) 25,000円 ▲3,500円

※ケータイパックとデータSパックの割引については1年間限定の割引となります。

では実際に毎月の利用料金がどのようになるのか、一般的な家庭の例をご案内します。

家族3人でドコモスマホ・携帯を継続15年以上利用、データプランはシェアパック10、ドコモ光は戸建タイプでタイプAのプロバイダーという設定です。

ドコモ光パックとずっとドコモ割適用後の料金例
データパック
(シェア10)
ドコモ光
(戸建/Aタイプ)
ずっとドコモ割引き額
(15年以上)
ドコモ光パック割引き額 合計
9,500円 5,200円 ▲1,000円 ▲1,200円 12,500円

ずっとドコモ割・ドコモ光パックの割引きにより、毎月2,200円も通信料金がお得になります。

ネット回線とスマホを同じ会社でまとめるだけで、すごくお得になるので、大手3社(ドコモ・softbank・au)のスマホ・携帯の方はお同じネット回線にしない手は在りません。

 

光パック利用上の注意点

ドコモ光とドコモのスマホで「ドコモ光セット」割引きを受けるために、いくつか注意点がありますので紹介します。

  • ドコモ光と携帯の名義は同一でないといけない
  • ドコモ光パックはセットにした携帯番号に対しての値引きとなる
  • ドコモ光セットは家族で1回線のみ適用なのでセットにするスマホの回線はデータ量が大きいほうがお得
  • ドコモ光の利用料金はセットにしたスマホ・携帯の請求と同一にする

上記4点がドコモ光を契約する上での注意事項となります。

家族で請求をまとめている方はあまり気にしなくても良いですが、請求がバラバラの場合は契約時に注意したほうが良いでしょう。

 

ドコモ光のデメリットは?

ドコモ光を契約すると良いことも多いですが、もちろんデメリットになることもありますので次はその点についてご案内をします。

【シェアパックが変更されると値引き額も変動する】
先ほどの例では、スマホのデータプラン「シェア10」と「ドコモ光」をセットにして「ドコモ光パック」の割引きは1,200円でした。
しかし、ドコモ光を新たに契約し、家の中ではWi‐Fi通信を利用する事でスマホのデータ量が5GBでも足りることが分かった場合に、「シェア5」プランに変更すると「ドコモ光パック」の値引きは800円に変更となります。
ドコモ光契約後も、スマホ・携帯のデータ量プランの変更に伴って値引き額は変動するということは覚えておきましょう。

【ドコモ光はプロバイダによって基本料が変わる】
ドコモ光は複数あるプロバイダーから自由に選ぶことができます。
その際プロバイダーがタイプAとタイプBに分かれており、タイプBのプロバイダを選ぶとタイプAの基本料金より200円高くなります。

基本料金は下記を参考にしてください。

ドコモ光基本料金表
ドコモ光(戸建)タイプA 5,200円
ドコモ光(戸建)タイプB 5,400円
ドコモ光(マンション)タイプA 4,000円
ドコモ光(マンション)タイプB 4,200円

タイプAのプロバイダーとタイプBのプロバイダーの通信品質などは変わらないので、プロバイダーにこだわりが無い方はタイプAの中から選んで大丈夫です。

フレッツ光から転用などの場合には、現在利用中のプロバイダーをドコモ光でも選ぶと、メールやホームページなどを変更する必要が無くなりますので、そういったケースでは金額が高くてもタイプBを選択する価値はあるでしょう。

 

ドコモ光の解約方法と解約時の注意点

ドコモ光を解約する際は、ドコモショップへの来店もしくは、インフォメーションセンターへ電話を掛ける必要があります。

ドコモショップであれば、店頭に来店をして手続きをしてサインをすれば手続き自体は終わりますが、後日レンタルのモデムを返却が必要です。

モデムの返却方法は、ドコモショップでの手続き時にドコモ光センターというところへ取次をしてくれます、その際にオペレーターからモデムの返却について説明があります。

インフォメーションセンターで解約をする場合も、基本的な流れはショップで行う際と同じです。

【解約違約金について】
通常ドコモ光は2年契約となっており、更新月以外での解約は解約違約金が掛かります。
戸建タイプ:13,000円(税抜) マンションタイプ:8,000円(税抜)
解約金が掛からないタイミングは2年に1回しかないので、次に乗り換える場合は解約違約金を補填してくれる回線などを選ぶと更新月を気にせずに解約ができます。

【光電話の番号が引き継ぎできない。】
ドコモ光で光電話の番号を取得した場合は、ドコモ光を解約したり他回線に乗り換えた場合、同じ番号をそのまま残すことはできません。
NTTで取得したアナログ回線の場合は、初めにNTTに連絡し電話回線のアナログ戻しと言う手続きをし、新しいネット回線で光電話を契約した場合には、同じ電話番号を引き続き利用できます。
アナログ戻しの工事は2,000円~10,000円程の費用がかかります。

 

ドコモ光はお得なネット回線?

ドコモ光は、ドコモのスマホ・携帯を利用中の方におすすめの光回線です。

家にネット回線を引くのをためらっている方もいますが、スマホとセットにする事で割引きが受けられますし、家の中ではWi-Fi通信をする事で、スマホのデータ量の契約を安いプランの変更する事も可能になりますので、結果的にネット回線を入れる前と変わらないくらいの料金のなることすらあります。

今現在、ドコモのスマホを利用中でネット回線を引いていない方や、ドコモ光以外を利用中の方は、是非ドコモ光の割引きを確認し早めに変更することをおすすめします。