【最新】ドコモガラケーの人気機種・機種変更方法まとめ

「今更ガラケー?」とか「ガラケーってまだあるの?」などと思われた方、ガラケーは今でも根強い人気を持っています。

総務省の「平成29年度版 情報通信白書」によると、ガラケーの割合は33.6%と、ある程度の高い数値を占めています。

この数字は年齢が上がるにつれてさらに上昇する傾向も見られます。

 

今回は、この根強い人気のガラケーについて、今の人気機種にはどういったものがあるのか。

そして、機種変更の方法などを取り上げます。

 

最新のドコモガラケー機種一覧

現在、ドコモで扱っている携帯電話の多くがスマートフォンですが、ガラケーもまだまだ根強い人気があります。ドコモではどういった機種が取り扱われているのでしょうか。

 

現在、ドコモのWebサイトで公開されているガラケーは以下のような機種です。以下のような2機種が用意されています。

機種名 AQUOS ケータイ SH-01J P-smart ケータイ P-01J
メーカー シャープ パナソニック
特徴 相手の声が聞き取りやすい。なぞって操作 相手の声が聞き取りやすくボタンが大きい。防水
機種代金 0円 0円
どういった人におすすめ? 良いカメラが使いたい人 家族と離れて暮らす人

 

他には「らくらくホン」と呼ばれる高齢者向けの機種があります。こちらはスマートフォンタイプもありますが、ガラケータイプは以下の1機種だけになります。

機種名 らくらくホン F-02J
メーカー 富士通
特徴 ワンタッチダイヤル。らくらくホンセンターでの電話サポートなど
機種代金 19440円
どういった人におすすめ? 高齢で慣れない人

 

また、逆に子供向けのキッズケータイもありますが、ここでは大人が利用する機種を想定している関係から選択肢とはならないと思われますので、紹介は省略します。

 

現在、ドコモで扱われているガラケーには上記のようなものがあります。さまざまな機種から選択することが出来た以前のことを思えば、選択肢としては非常に減っていることがわかります。ガラケーを利用するのであれば、上記の機種からどれかを選択することになります。

 

機種変更方法

ガラケーで機種変更を行う場合は、どのようにすれば良いのでしょうか。ここでは機種変更の方法やデータの移行などについて見ていきます。

 

  機種変更の手順

ガラケーで機種変更を行う場合は、どのようにすれば良いのでしょうか。ここでは手続きの流れを確認しましょう。

 

ドコモでガラケーの機種変更をする場合、以下のような手順で行います。機種変更の流れは基本的にスマートフォンなどと同じです。

 

事前準備

購入手続きには、以下を準備しておく必要があります。

 

  • クレジットカード
  • 身分証明書(運転免許証、パスポートなど)

 

バックアップ

バックアップは以下の2つの方法があります。

  • MicroSDカードを使う:MicroSDカードが使える場合は、利用してデータをバックアップする
  • 市販のバックアップソフトを使う

 

新しい機種の選択

どの機種にするか選択しましょう。選択は、先ほど紹介した内容も参考にしてみてください。

 

データ移行

バックアップしたデータを新しい携帯電話に移します。なお、連絡先の移行はドコモショップなどでもやってくれます。

 

開通手続き

電話が使えるための手続きです。これは店員にやってもらうことが出来ます。

 

ここまでの流れが完了すると、新しい携帯電話を受け取ることが出来ます。受け取りの際には破損や欠品がないこと、また連絡先などが正しく移行されていること、電話番号が正しいことを確認するようにしましょう。

 

  データの移行方法(アドレス、写真など)

携帯電話には、アドレス帳に記録された多くの連絡先や、撮りためた写真などさまざまなデータが記録されているはずです。これらの大切なデータはどうやって移行すれば良いのでしょうか。

 

携帯電話のデータを移行する方法はいくつかありますが、ガラケーで有効な方法は以下の4つです。

 

  • Micro SDカードを利用する *搭載機種のみ
  • 市販のバックアップソフトを利用する
  • ドコモショップのDCOPYを利用する

 

Micro SDカードを使う方法は手軽に行えて良いのですが、機種によってはカードが使えないものもあります。したがって、バックアップソフトなど他の方法を選択する必要が出てくることもあります。バックアップやデータ移行は市販のソフトを利用することが出来ます。またドコモショップの店頭にはDCOPYと呼ばれるデータ移行用の機械が設置されています。これを使うのも良いでしょう。

 

ちなみにドコモのバックアップは以下でまとめられています。

「データ移行・バックアップ」

市販のソフトウェアとしては以下のようなものがあります。

 

  • 携快電話
    定番でソースネクストから販売されています。ケーブルがついているバージョンもあり、便利です。
  • 携帯万能
    トライスターから発売されています

 

データ移行をしておかないと、写真やメールのみならず連絡先がすべて失われてしまうリスクもあります。確実に行うようにしましょう。

 

  電話番号を引き継ぐ方法

機種を変更した時は電話番号が引き継がれないと困りますよね。番号が変わると、知り合いに連絡先を伝え直したり、いろいろな登録サービスの連絡先を修正したり、など大変な手間が発生します。

 

では、ガラケーで電話番号を引き継ぐにはどのようにすれば良いのでしょうか。

 

結論から言うと、ガラケーで電話番号を引き継ぐといった手続きは特に難しいものではありません。電話番号自体はSIMに記録されているので、SIMを新しい機種に差し替えると自動的に引き継がれます。機種によっては、SIMがMicro SIMやnano SIMなど形状が変わることもありますが、SIMの形状変更についてはドコモショップなどでやってもらえますので、こちら側で意識することはありません。

 

また、MNPを利用して他の携帯電話キャリアから移ってくる場合でも、事前に「MNP予約番号」の取得は必要ですが、手続き自体はすべて店頭で行ってもらえるので、特に意識せずとも電話番号の引き継ぎは問題なくなされます。

 

このように、電話番号の引き継ぎについては利用者側で意識しなくても手続きをショップ側で行ってくれますので、お任せしておけば良いです。

 

中古ガラケーや白ロムを使うメリット、デメリット

携帯電話ショップなどで中古のガラケーやキャリアの限定がない白ロムと呼ばれるガラケーが取り扱われているケースがよくあります。こういった中古ガラケーや白ロムを使うメリットやデメリットにはどういったものがあるのでしょうか。

 

  中古ガラケーを入手するのにおすすめの方法

中古のガラケーを手に入れる方法は携帯電話ショップ以外にもいくつかありますが、どの方法が良いのでしょうか。また、ドコモのガラケーをお得に入手することの出来る方法はどれになるのでしょうか。

 

中古のガラケーを手に入れる方法といえば、以下のようなものが挙げられます。

  • 中古携帯電話ショップ
  • リサイクルショップ
  • ヤフオク
  • メルカリ

など

 

ドコモのガラケーを安く手に入れようとするのであれば、ヤフオクなどのオークションサイトやメルカリのようなフリーマーケットは非常に有効です。中古携帯電話ショップで購入するよりもかなり安くガラケーを手に入れることができる可能性があります。

 

しかし、これらには注意すべき点があります。それは信頼性です。携帯電話ショップでは実際に商品を目にして選んだ上で買うことが出来ますし、商品に対するお店のチェックも入っています。したがって、後ほど触れますが問題のある携帯電話が入り込む余地はかなり少ないと見て良いでしょう。しかし、ヤフオクやメルカリでは個人対個人の取引になるので、問題のある相手であったり、商品が含まれていたり、ということがあり得ます。

 

したがって、実際に中古ガラケーを手に入れて利用するという場合は、中古携帯電話ショップを利用するのが良いでしょう。中古携帯電話ショップでも価格の安いお店はありますので、それを利用するのが賢明です。

 

ちなみに、価格の安い中古携帯電話ショップで有名なものには以下のようなものがあります。

 

・イオシス:ガラケーだけでなくスマホやタブレットもあります。

https://iosys.co.jp

 

・ムスビー:白ロムやSIMフリーなども豊富

https://www.musbi.net/keitai/

 

中古携帯電話ショップを利用する際には、こういったよく知られた有名なショップを使うことである程度リスクを回避することが可能となります。

 

  中古ガラケー、白ロムのデメリット・利用前の注意点

携帯電話ショップなどで中古のガラケーや白ロムを手に入れて使う場合は、デメリットや注意すべきことがあります。最後にそれらを見ておきましょう。

 

デメリットや注意点として挙げられる内容には、以下のようなものがあります。

 

  • 赤ロムが紛れ込んでいる場合がある
  • 白ロムかどうか確認することを忘れないこと
  • 白ロムの場合は、自分が使いたいキャリアのものであることを確認すること

 

まず「赤ロム」というのは不正利用や端末料金の未払い、盗難されたものであるといったように問題がある端末のことです。こういった端末は携帯電話キャリア側で利用出来ないようにロックがかけられるようになっています。もし、中古で購入した端末が赤ロムであった場合は、使えなくなってしまいます。こういったことを避けるために赤ロムであった場合に無料で交換できるなどの「赤ロム保証」を設けている場合もあります。

 

また、白ロムはSIMフリーの端末でどの携帯電話会社でも基本的には利用できますが、SIMロックがかかっている場合は、特定のキャリアでしか利用できません。したがって、自分が利用したいキャリアのものであることを確認しましょう。

 

このように、中古ガラケーを購入して利用する場合、価格が安いのというのは非常に魅力的なメリットなのですが、逆に今回紹介したようなデメリットや注意すべき点があることを知っておくことが大切です。