ドコモの名義変更|公式よりわかりやすく、手続きできた!

名義変更の種類は大きくわけて5種類!

名義変更というとややこしいイメージがあります。少しの書類の不備で名義変更の受付を出来なかったり、不明点が多い手続きのひとつです。

さらに個人情報の保護が年々重要視されてきており、契約者本人にしか伝えれない内容が多くなっています。

個人情報についてはドコモなどの携帯電話業者だけでなく、保険会社など個人情報を扱う会社ほとんどに関係してきますので世の中として最重要なものでとなっています。

 

そんな個人情報の変更にあたる名義変更ですので、より複雑に考えてしまいがちですが、内容を一度知ると難しいことはありません。

これから順番にご案内をしていきます。

ではまずはどういう内容なのか、どこで手続きができるかについてご案内します。

 

改姓(改称)

改姓というのは結婚などにより氏名が変更になる場合などに行う手続きです。

主に結婚をした女性が変更の手続きをすることが多い項目です。

また法人の場合だと、会社名が変更になったときに社名変更の手続きとして行います。

 

手続きできる場所

ドコモショップ、ドコモ インフォメーションセンター、パソコン、スマートフォン、ドコモ ケータイ。

※ドコモ光についてはドコモショップ、ドコモ インフォメーションセンターのどちらかに限る。

 

手数料

事務手数料:無料

 

家族への名義変更

家族間での名義変更をする際に行う手続きです。

親御さん名義でお子さんのケータイを持っていて、大学生や社会人になることをきっかけに名義を変更することが多いでしょう。

また両親が高齢でなかなか一人でドコモショップに行くことができなくなった場合にお子さんに名義を変更して変わりにお子さんが両親に代わって色々な手続きをしたいという場合も家族間での名義変更もあるでしょう。

 

手続きできる場所

ドコモショップ

 

手数料

事務手数料:無料

 

契約者が死亡した場合

契約者が亡くなった場合に電話番号や契約のプランを引き継ぐ名義変更を行う手続きです。

その際には承継と呼ばれる手続きを行う必要があります。

 

手続きできる場所

ドコモショップ

 

手数料

事務手数料:無料

 

家族以外への名義変更

家族以外の第三者に名義を変更した場合に行う手続きです。

家族間の名義変更と同じですが、引き継ぎできる内容や手数料が変わってきます。

 

手続きできる場所

ドコモショップ

 

手数料

事務手数料:2000円

 

 

法人から個人への名義変更

会社名義のケータイを定年などにより、そのまま個人としても利用したい場合などに行うことが多い手続きです。

 

手続きできる場所

ドコモショップ

 

事務手数料

2000円

 

海外に行く前の名義変更

海外に行くにあたって名義変更を検討している方はどのような内容で名義変更を検討していますか?

留学など海外に長期的に行くなら電話番号保管サービスというサービスがあります。

このサービスを利用すれば携帯電話としては利用できないが、番号とメールアドレスまでなら一時保管することができます。

ですので、日本に戻ってきたときに保管状態から通常へ変更すれば今までの番号をまた利用することができますので、名義を変更する必要もありません。

 

手数料

事務手数料:1000円

 

月々の料金

番号保管:月々400円

メールアドレス保管:月々100円

 

名義変更をするときに注意すること

スマホを利用している場合に注意することについて解説します。

名義変更では例え利用者が名義変更前と名義変更後で同じであっても全ての内容が引き継ぎされる訳ではありません。

具体的に名義変更で引継ぎされる内容とされない内容についてご案内します。

 

引き継ぎできる内容

  • 携帯電話など機種本体
  • ネットワーク暗証番号(再設定必要な場合あり)
  • ネットワークサービス(留守番電話サービス、転送電話サービス、海外利用設定などで新たに設定の操作が必要)
  • 一定額到達通知サービス

 

引き継ぎできない内容

  • iモード/SPモード
  • マイメニュー
  • ケータイデータお預かりサービス
  • メールアドレス(名義変更後、ドコモのメールアドレスがリセット掛かりランダムな
    ドコモのメールアドレスになります。名義変更後に名義変更前に設定していたドコモのメールアドレスを再度変更して戻すことは可能)
  • iモードパスワード/SPモードパスワード(「0000」に初期化されます)
  • ドコモクラウド
    ドコモ電話帳/スケジュール・メモ/ドコモメール/フォトコレクション/データ保管BOX
  • 割引サービス
    ゆうゆうコール、オプションパック割引
  • 料金明細サービス
  • moperaU
  • dカードmini

 

以上がドコモ上引き継ぎがされる内容とされない内容です。

基本的にアプリ関係はドコモの名義と関係ないのでそのまま利用することができます。

しかしdカードmini、分割残金は審査があり審査が通らなければご利用していただけません。

審査に通れば引き続き分割払いやdカードminiを利用することができます。

 

片方だけ来店しても名義変更できる?

名義変更時に名義変更前の契約者と名義変更後の契約者が揃ってドコモショップへ来店するのが一番良いですが、都合が合わなかったり、遠方にいる場合などは揃っての来店が難しいと思います。

そういうときはどうなるかについてご案内をします。

 

新しく名義人になる人が来店する場合

名義変更は可能です。

 

今の名義人だけが来店する場合

名義変更は可能です。

 

まったく関係のない第三者が来店する場合

名義変更は可能です。

 

それぞれの手続きについて両者が来店の場合よりも必要書類が増えます。

必要書類については下記でご案内します。

 

名義変更に必要な書類は?

名義変更ができるかどうか分かったかと思いますので今からは名義変更の必要書類についてご案内をしていきます。

必要書類が揃っていないとドコモショップへ来店しても名義変更手続きが出来ませんのでご注意ください。

名義変更において一番重要な項目かもしれません。

 

新旧両方の名義人が来店する場合

  • 名義変更前の契約者の本人確認書類原本(運転免許証など)
    ※コピー不可
  • 名義変更後の契約者の本人確認書類原本(運転免許証など)
    ※コピー不可
    ※本人確認書類には現在の住んでいる住所の記載があること
  • 名義変更後の契約者のキャッシュカードもしくはクレジットカードもしくは預金通帳+お届け印
    ※持参したキャッシュカードなどで毎月のドコモの料金の引き落としをします。
  • 家族間名義変更には同一名字、同一住所の確認が必要ですが、異名字、異住所の場合は戸籍謄(抄)本などで家族であることを持参し、確認が取れれば家族間名義変更が可能。
    ※戸籍謄(抄)本などの書類は発行から3か月以内のものが必要。

 

新しく名義人になる人が来店する場合

  • 名義変更後の契約者の本人確認書類原本(運転免許証など)
    ※コピー不可
    ※本人確認書類には現在の住んでいる住所の記載があること
  • 名義変更前の契約者の本人確認書類原本(運転免許証など)
    ※コピーでも受付可能
  • 名義変更後の契約者のキャッシュカードもしくはクレジットカードもしくは預金通帳+お届け印
    ※持参したキャッシュカードなどで毎月のドコモの料金の引き落としをします。
  • 名義変更前の契約者からの委任状
    ※委任状は漏れや間違いがあると委任状が無効になりますので記入の際には気を付けてください。

 

委任状はドコモのホームページから印刷することができます。

委任状はドコモのフォーマットでなくても使用は可能ですが、抜け漏れ防止の為にドコモのフォーマットの委任状を使用するようにしましょう。

書き方についてわからない場合は事前にドコモショップもしくはドコモインフォメーションセンターに問い合わせをして教えてもらいましょう。

 

 

今の名義人だけが来店する場合

  • 名義変更前の契約者の本人確認書類原本(運転免許証など)
    ※コピー不可
  • 名義変更後の契約者の本人確認書類原本(運転免許証など)
    ※コピー不可
    ※本人確認書類には現在の住んでいる住所の記載があること
  • 名義変更後の契約者のキャッシュカードもしくはクレジットカードもしくは預金通帳+お届け印
    ※持参したキャッシュカードなどで毎月のドコモの料金の引き落としをします。
  • 名義変更前の契約者からの委任状
    ※委任状は漏れや間違いがあると委任状が無効になりますので記入の際には気を付けてください。

 

委任状はドコモのホームページから印刷することができます。

委任状はドコモのフォーマットでなくても使用は可能ですが、抜け漏れ防止の為にドコモのフォーマットの委任状を使用するようにしましょう。

書き方についてわからない場合は事前にドコモショップもしくはドコモインフォメーションセンターに問い合わせをして教えてもらいましょう。

 

名義変更後の契約者のキャッシュカードなどを他人が持ち歩くことは法律で禁止されていますので、名義変更後の契約者のキャッシュカードなどで支払い設定をする場合は事前にドコモショップなどで口座振替申し込みハガキをもらい、名義変更後の契約者に記入してもらうようにしましょう。

名義変更時に口座振替申し込みハガキの持参を忘れないようにしましょう。

 

 

まったく関係のない第三者が来店する場合

  • 第三者(来店者)の本人確認書類原本(運転免許証など)
    ※コピー不可
  • 名義変更前の契約者の本人確認書類原本(運転免許証など)
    ※コピーで受付可能
  • 名義変更後の契約者の本人確認書類原本(運転免許証など)
    ※コピー不可
    ※本人確認書類には現在の住んでいる住所の記載があること
  • 名義変更後の契約者のキャッシュカードもしくはクレジットカードもしくは預金通帳+お届け印
    ※持参したキャッシュカードなどで毎月のドコモの料金の引き落としをします。
  • 名義変更前の契約者からの委任状
  • 名義変更後の契約者からの委任状

 

このパターンの名義変更は少しややこしいので必要書類ついてもう一度まとめます。

名義変更前の契約者として必要な書類は、

「本人確認書類原本(コピー可)+委任状」

名義変更後の契約者として必要な書類は、

「本人確認書類原本(コピー不可)+委任状+口座振替申し込みハガキ」

第三者(来店者)として必要な書類は、

「本人確認書類原本(コピー不可)」

 

以上が必要書類のまとめです。

特に委任状の書き方は一番複雑なので、一度ドコモショップへ行き、記入する内容を確実に確認してから手続きをすることをおすすめします。

 

 

法人名義から個人名義にする場合

  • 名義変更前の法人名義の本人確認書類原本(登記簿謄本など)
    ※コピー不可
    ※発行から3カ月以内もの
  • 名義変更後の契約者の本人確認書類原本(運転免許証など)
    ※コピー不可
    ※本人確認書類には現在の住んでいる住所の記載があること
  • 名義変更後の契約者のキャッシュカードもしくはクレジットカードもしくは預金通帳+お届け印
    ※持参したキャッシュカードなどで毎月のドコモの料金の引き落としをします。

 

なくなった家族の名義を自分の名義にする場合

  • 相続関係がわかる書類(戸籍謄(抄)本など)
    ※コピー可
    ※相続関係がわかる書類で契約者の脂肪の事実が確認できない場合は、葬儀の案内状や死亡診断書など死亡の事実が確認できるものを用意する
  • 名義変更後の契約者の本人確認書類原本(運転免許証など)
    ※コピー不可
    ※本人確認書類には現在の住んでいる住所の記載があること
  • 名義変更後の契約者のキャッシュカードもしくはクレジットカードもしくは預金通帳+お届け印
    ※持参したキャッシュカードなどで毎月のドコモの料金の引き落としをします。

 

支払方法の変更をした。いつから反映する?

名義変更をした場合は支払方法の変更が必要となります。

実際に支払いの切り替えがいつになるのかを例題でご案内します。

例)名義変更を4月15日にして、名義変更後の引き落とし設定もした。

4月引き落とし分までは今までの名義の人に請求、5月引き落とし分から名義変更後の人へ請求となる。

 

なぜかというと、上記の例題の4月引き落とし分というのは、3月にケータイを利用した分の請求です。

3月時点では名義変更をしていないので、今までの名義の人に請求がいくという訳です。

4月に名義変更したので4月にケータイを利用した金額は5月に名義変更後の人に請求がいきます。

※口座振替をしている人のケースです。クレジットカードでの支払いだとカード会社の締日によって上記の通りにはならない場合があります。

 

 

名義変更と同時に機種変更やMNPはできる?

機種変更の場合

名義変更と同時に機種変更の手続きは可能です。

その際に名義変更前の契約者と名義変更後の契約者両者とも来店であれば一番楽に機種変更の手続きもできます。

 

MNPの場合

MNPと同時に名義変更は可能です。

他社の名義の方とドコモで新しく名義になる方の両方ともが来店する必要があります。

また、他社からの乗り換えの際によくあるのが家族で一人の名義にまとめたいという内容です。

 

ドコモでは最初は1人につき2回線=携帯電話2台分までしか契約することができません。

ですので、家族でまとめて乗り換えをする際はそれぞれの方の名義にするか、お子様であれば名義をお父さんとお母さんに分けて契約をするということが必要になってきます。

※ドコモの携帯電話をしばらく支払いの遅れもなくもっていれば1名義につき、最大5回線までは携帯電話を持つことができます。

 

まとめ

名義変更をするにあたって必要な書類と委任状に不備がなければスムーズに手続きを行うことができます。

細かい内容など不明点があればドコモインフォメーションセンターに問い合わせをして委任状の書き方など教えてもらいましょう。