ドコモのガラケーを使っていて、プランの見直しをあまりしない方も多いと思います。
そんな方はもしかすると損をしているかもしれません。
ガラケーの料金プランやおすすめプランなど順番にご案内をしていきます。
ドコモガラケーの料金プラン
最近の携帯電話の料金プランは複雑になってきており、よく分からないという方も増えてきています。
まずはドコモのガラケーの料金プランはどういったものがあるかをご案内していきます。
ドコモのガラケーの種類
ドコモのガラケーには実は2種類のタイプがあります。
それは「FOMAと呼ばれるガラケー」と「Xiと呼ばれるガラケー」です。
FOMAのガラケーはいわゆる昔からのガラケーのことを指します。
Xiのガラケーは一般的にガラホと呼ばれる見た目はガラケーで中身はスマホみたいなものです。
この記事を見ていただいている方だとガラホなんて必要ない!という方も多いと思いますが、実はFOMAのガラケーは現在ドコモでは販売されていません。
ですので、今のガラケーが故障して機種変更をしてしまうとガラホになってしまいます。
ガラホは必要ないという方もガラホに変更しないといけないということになってしまうかもしれませんので、そういう方は今のガラケーを大事に使いましょう。
ドコモのガラケーの料金プラン
先ほどFOMAのガラケーとXiのガラケーについてご案内をさせていただきました。
なぜ料金のことを案内していくのにガラケーの種類についての前置きがあったのだろうという方もいらっしゃると思いますが、実はどちらのガラケー(ガラホ)を持っているかで選べるプランが異なってきます。
ですので、先にガラケーの種類についてご案内をさせていただきました。
さて本題のガラケーの料金プランについてご案内をしていきます。
ドコモのガラケーの料金プランは大きく分けて下記の2種類となります。
- FOMA総合プラン
- カケホーダイプラン
ドコモのFOMA総合プランについてはFOMAのガラケーを使っている方のみ選べるプランとなっています。
Xiのガラケーを持っている方はFOMA総合プランに変えたくても変えれないという訳です。
ドコモのカケホーダイプランはFOMAのガラケーでもXiのガラケーでも選べるようになっていますが、細かいところは少し違っています。
それぞれのプランを表にまとめてみます。
ドコモのFOMA総合プラン
ドコモ通話プラン
プラン名 | 月額基本料金 | 無料通信分 | 30秒ごとの通話料 |
タイプSSバリュー | 934円 | 1000円分 | 20円 |
タイプSバリュー | 1500円 | 2000円分 | 18円 |
タイプMバリュー | 2500円 | 4000円分 | 14円 |
タイプLバリュー | 4000円 | 6000円分 | 10円 |
タイプLLバリュー | 6500円 | 11000円分 | 7.5円 |
タイプシンプルバリュー | 743円 | なし | 20円 |
※月額基本料金はファミ割MAX50/ひとりでも割50に加入時(2年縛りのこと)
ドコモ通信プラン
プラン名 | 月額料金 |
パケホーダイシンプル | 0円~4200円 |
パケホーダイダブル | 372円~4200円 |
※フルブラウザ利用時は5700円(パソコンページを見たとき、使ってる方は少ないです)
FOMA総合プランを設定している方だと、上記プランの中から選んでいます。
毎月の請求は、
・基本料金+通信プラン+iモード+通話料=毎月の請求
で成り立っています。
例)タイプSSバリュー(934円)+パケホーダイダブル(372円)+iモード(300円)
+通話料(500円)=2106円
上記の例はオプションの料金など入れていないので本当の最低限だけですので実際はケータイ補償や留守電などのオプションなど付いて加算されている方は多いです。
ドコモのカケホーダイプラン
ドコモ通話プラン
プラン名 | 基本料金 | プラン特徴 | 30秒ごとの通話料 |
カケホーダイプラン | 2200円 | 国内通話24時間無料 | 0円
※無料対象外あり |
カケホーダイライトプラン | 1200円 | 国内通話5分以内無料 | 20円 |
シンプルプラン | 980円 | ファミリー割引内通話のみ通話無料 | 20円 |
※シンプルプランはシェアパック・ウルトラデータパックのどちらかの加入が必要。
※カケホーダイ・カケホーダイライトの無料通話対象外としては、海外への電話・ナビダイヤル・衛星電話・時報などの特殊電話などは通話無料対象外。
ドコモ通信プラン
携帯データパック名称 | 携帯データパック料金 | 利用可能データ量 |
ケータイパック(2GB) | 300円~4200円 | 2GB |
データSパック(2GB) | 3500円 | 2GB |
データMパック(5GB) | 5000円 | 5GB |
ウルトラデータLパック
(20GB) |
6000円 | 20GB |
ウルトラデータLLパック
(30GB) |
8000円 | 30GB |
シェアパック5(5GB) | 6500円 | 5GB |
シェアパック10
(10GB) |
9500円 | 10GB |
シェアパック15
(15GB) |
12500円 | 15GB |
ウルトラシェアパック30
(30GB) |
13500円 | 30GB |
ウルトラシェアパック50
(50GB) |
16000円 | 50GB |
ウルトラシェアパック100
(100GB) |
25000円 | 100GB |
※ケータイパックはガラホ(SPモード)専用プランです。
カケホーダイプランを設定している方だと、上記プランの中から選んでいます。
毎月の請求は先ほどと同じく、
・基本料金+通信プラン+SPモード+通話料=毎月の請求
で成り立っています。
例)カケホーダイライト(1200円)+ケータイパック(300円)+SPモード(300円)
+5分無料通話を超えた通話料(500円)=2300円
上記の例はオプションの料金など入れていないので本当の最低限だけですので実際はケータイ補償や留守電などのオプションなど付いて加算されている方は多いです。
FOMAのガラケーでカケホーダイプランを選ぶことはもちろんできますが、FOMAのガラケーだと通信プランのケータイパックを選ぶことはできないことは注意するポイントとなります。
また、通話をほとんどしない方だと通話プランはシンプルプランがおすすめですが、プラン選択の条件としてシェアパックに入っていることもしくはウルトラデータパックの加入が必須条件となりますので、シンプルプランにする為だけに通信プランを不要なのにシェアパックを形成したり、ウルトラデータパックに加入してしまうと逆に毎月の料金が高くなってしまいますので注意したほうが良いです。
ドコモの料金を抑えるコツ
料金を抑えるコツとしては、自分に合ったプランにすること・無駄なオプションを省くという2点に尽きます。
ドコモのオプションについて必要なもの、不要なものについてご案内をしていきます。
ドコモの必要なオプション
・ケータイ補償サービス 月々300円前後
ケータイ補償サービスとは、ケータイが壊れた時に補償で5000円~8000円で同機種と交換できるサービスです。
故障して修理を依頼したら、古い機種だと修理受付期間が終了していて修理不可であったり、3年補償が切れていた場合は全て実費となるので20000円など高額な修理代金になる可能性が高いです。
特にガラケーを使っている方は1つの機種を大事に利用する方が多いのでもしもの為に付けておいたほうが賢明です。
またFOMAのガラケーの方は特に付けていたほうが良いです。
なぜなら、修理が出来なくてケータイ補償にも入っていなければXiのガラケーに機種変更するしか方法がなくなるからです。
そうなると変えたくなくても料金プランも変更せざるを得ない状況へとなってしまいます。
ケータイ補償サービスは機種変更時から14日以内しか加入できないサービスとなっていますので、今のガラケーで14日以上利用している方は次機種変更するまでは加入できませんので注意してください。
加入中の方は間違って廃止をしてしまうと今のガラケーでは再加入できませんのでご注意ください。
・留守番電話サービス(利用している方のみ) 月々300円
留守番電話を利用している方のみ残しておいたほうが良いサービスです。
留守番電話を利用しなくても良いという方で、オプション加入中の方は廃止しておきましょう。
ドコモの不要なオプション
・オプションパック 月々400円
オプションパックとは、留守番電話サービス・キャッチホン・転送電話サービス・メロディコールがセットになったパックです。
留守番電話とキャッチホンを利用中の方であればオプションパックに入っておいたほうがお得ですが、留守番電話サービスしか使っていない方だと無駄に100円多く払っていることになりますので留守番電話サービスのみ残し、そのほかのサービスは廃止しておきましょう。
・iチャネル 月々150円
ガラケーの待ち受け画面のテロップ表示でニュースや天気予報が出るサービスです。
ニュースや天気予報はテレビかパソコンで見れば確認できるのでiチャネルは廃止しておきましょう。
またiチャネルサイトに入れば詳しくニュースなど見れて便利ですが、その分通信量がかかり、月々のケータイ料金が高くなってしまいますのでサイトには入らないように注意してください。
・iコンシェル 月々200円
iコンシェルとは地域設定など設定を細かくしていけば、あなたにあった情報を教えてくれる執事代わりのサービスです。
設定を確実に行って利用すれば便利なサービスですが、その分通信量も掛かりますのでiチャネルと同じく月々のケータイ料金が高くなってしまう可能性があります。
iコンシェルと同時にくっいているケータイデータお預かりサービスというサービスは月々100円掛かりますが、万が一データが消えてしまった際に電話帳を戻せるサービスなのでケータイデータお預かりサービスについては残しておいた方が良いです。
不要なオプションを廃止しても月々100円や200円程度しか変わらない方もいますが、それでも使っていないサービスにお金を払うのは勿体なので整理しておくことをおすすめします。
ドコモのおすすめプラン
最後に用途別に分けたおすすめプランのご案内をしていきます。
通話のみで利用したい方向け
通話のみでメールもしないという方は下記のプランがおすすめです。
・カケホーダイ(2200円)+ケータイパック(300円)+ケータイ補償(380円)
合計:2880円
ケータイパックを入れている理由としては機種変更をしたときに2年間の値引きの月々サポートを適用させる為に利用はしないけどケータイパックを加入しておく必要があります。
ケータイパック加入しなくても良いですが、そのときは月々サポートの値引きが利かないので損してしまう可能性が高いです。
またケータイパックは2段階プランなので使ったら使った分だけの請求ですが、SPモードも付けていなければ通信が発生することはないので最低限の300円のみの請求だけとなります。
通話がカケホーダイになることでほとんどの通話先が通話料を気にしなくても良くなります。
固定電話を持っている方でケータイから電話を掛けると高いから固定電話から電話を掛けているという方は固定電話からの通話をやめて今後はケータイ電話から通話をしていただければドコモの月々の料金は上記から変わらなくても固定電話代が安くなりさらにお得にもなります。
また固定電話はカケホーダイにすると要らないという方であれば固定電話の基本料金の約2000円くらいをさらに安くできます。
お子様向け
お子さまの年齢にもよりますが、防犯用でということであればキッズケータイ専用プランがあります。
・キッズケータイプラス(500円)+ケータイ補償(380円)
合計:880円
このプランを適用させる為には条件が必要となります。
- お子様の利用者登録が必要(保険証などの提示)
- 親がスマホプランにしていること
- キッズケータイの購入
この条件に当てはまらないと上記のキッズケータイプラスプランでの適用はできません。
お父さんやお母さんがスマホを利用していたら非常にお得なプランです。
お子さま用だからケータイ補償なくても良いかなという方だと500円で利用できるのでかなりお得です。
お年寄り向け
お年寄りの方だと待ち受けメインという方が多いです。
そういう方は下記のプランがおすすめです。
・カケホーダイライト(1200円)+ケータイパック(300円)+ケータイ補償(380円)
合計:1880円
通話は1回の通話につき、5分間無料の特典が付きますしカケホーダイよりも1000円も安いです。
この機に料金プランの見直しをしてみてはいかがでしょうか。
またドコモのカケホーダイにする方だと固定電話の見直しもしてはいかがでしょうか。