ドコモキッズ携帯の機能・コスパ・使い方を徹底解説!

お子さんが小学校に入ると友達と遊びに行ったり、習い事なども一人で行くようになり目が行き届かない時間が増えるので心配も増えますよね。

そんな時は、今お使いのドコモ携帯とセットで「ドコモキッズケータイ」をお子さんに持たせるのがおすすめです。

今回は料金はもちろん、キッズケータイの特徴・契約/解約方法から、他社のキッズケータイとの比較までしていますので、契約前にさらっと読んでおくと役に立つ内容になっています。

 

ドコモの「キッズケータイ」の特徴

ドコモのキッズケータイの特徴を以下3つに沿って解説します。

  • 端末の特徴と金額
  • 各種料金
  • オプションの種類と代金

 

端末の特徴と金額は?

ドコモキッズケータイは、小さなお子さまでも安心して利用できる小さくてもとてもかわいい携帯で、端末代金は10,368円、24回払いでは月々432円になります。

他の携帯とキッズケータイの大な違いは、キッズケータイはインターネットへの接続が一切できないことです。

他にもお子さまが利用する上で、安心・安全に考慮した機能が備わっている携帯です。

 

各種料金はいくら?

キッズケータイの各種料金を表にまとめました。

キッズケータイの各種料金表
基本料金(キッズケータイプラス) 月額500円
通話料金 家族間(ドコモのファミリーグループ内)への通話:無料
その他の携帯・固定電話への通話:21.6円/30秒
メール送信料金 SMS(携帯番号宛のショートメール):国内送信料3.24円/回

 

【契約の条件】

  • 親回線がドコモの携帯で、尚且つ契約プランが「カケホーダイ&パケあえる」であること
  • キッズケータイの利用者が12歳以下であること※契約時の年齢
  • 利用者の身分証明書提示が必要
  • 12歳以下のお子さまお一人につき1回線まで

月500円の「キッズケータイプラス」は2年の自動更新型契約となっており、2年内に解約や定期契約でないプランへの変更する場合は解約金9,500円(税抜)がかかります。

 

オプションの種類と料金は?

付けると安心なオプションは、ケータイ補償サービスとイマドコサーチです。

【ケータイ補償サービス:月/380円(税抜) 】
あらゆるトラブル(破損・紛失など)にあわれても1年に2回までリフレッシュ品(外観部分・電池は新品、内部の一部は再利用しているもの)と交換できるサービスです。
ドコモショップでは携帯端末購入時のみ申し込み可能で後日の申し込みはできません。
交換時負担金は、一回目5,000円・二回目8,000円がかかり、携帯の利用料と一緒に請求されます、またドコモポイントで割引も可能です。

【イマドコサーチ:月/200円(税抜) 検索料金 5円/一回 】
キッズケータイの位置情報を基に、どこにいるのか検索し地図で表示をします。
また、防犯ブザーが鳴ったり電源が切られた時に居場所の通知が届きます。
その他には、スケジュール検索もあり曜日や時間を指定して、その曜日・時間にどこにいるか教えてくれるので、習い事をしているお子さまがきちんと行かれているかの確認ができます。
※申し込み・月額負担は親の回線となります。ご両親共に申し込みであれば、月額料金は回線ごとにかかります。

 

ドコモの「キッズケータイ」でできること

【キッズケータイは防水・防塵に対応】
傷が目立ちにくく、色剥がれがないように作られています。
さらに抗菌コートされていますので、外で元気に遊ぶやんちゃなお子さまにも、安心して持たせることが可能です。

【防犯ブザーが搭載】
紐をひっぱると大きな音のブザーが鳴り、回りの人に緊急事態をお知らせしてくれます。
また、ブザーがなったと同時に親回線に電話が発信されます。
イマドコサーチの契約者には連動して位置情報も送信されます。

【SMSでも絵文字に対応】
画面テーマも自分好みのデザインを選ぶことができるので、かっこよく・かわいくして楽しめます。
SMSのメールに絵文字が送れます。

【あんしんセット設定(暗証番号の入力が必要になる設定)】
お子さまが勝手に緊急関連の連絡などの細かな設定変更、操作ができないよう保護してあるため、お子さまに任せても安心です。

【おかえり通知で子供が帰宅すると通知が届く】
親回線の電話にSMSで知らせが届きます。
仕事や出先でもお子さまの帰宅がわかるので安心です。
※おかえり通知利用には別途「Tomoru」を購入する必要があります。また「親子のきずなアプリ」のインストールも必要です。

【みまもりアラートで親と子どもが一定の距離を離れるとお互いの携帯にお知らせが届く】
買い物や公園で、子供が知らぬ間に離れても気づくことができ安心です。※利用には「親子のきずなアプリ」が必要です。

【キッズケータイの設定を親のスマホから編集ができる】
大人には、キッズケータイのボタンと画面は小さく文字入力も大変ですが、自分の使いなれたスマホから簡単にキッズケータイの設定を編集できます。

 

キッズケータイの設定・操作方法

主な使用方法を説明します。

【電源を入れる】
電源ボタンは、右下の赤受話器マークのボタンです。

電源のON・OFFは、電源ボタンを3秒以上長押しします。

※電源OFFモード設定を簡易電源OFFに設定している場合、上記方法で電源を切ると現在地通知になります。
その場合は下記の方法で電源を切ると通知はありません。

左上のメニューボタン→設定→あんしんセット→暗証番号を入力→メニューボタン→電源OFF→いますぐ完全電源OFFする

面倒な方は、電源OFFモード設定を完全電源OFFにし、電源ボタンのみで電源が切れるようにしておきましょう。

【キーロックをかける】
鞄の中やポケットに入れているときに、誤操作がないようにロックがかけられます。

待受画面表示の時に、左上のメニューボタンを3秒以上長押しします。

ロックがかかると、待受画面の左上(電池マークの下)に鍵のマークが表示されます。

ロック中でも「電話を受けること」「位置情報の要求を受けること」「防犯ブザーを鳴らすこと」はできます。

ロック解除はロックと同じようにメニューボタンを3秒以上長押しし、確認画面で「はい」を選びます。

【その他の操作方法】
カーソールの移動は数字のボタンです。→上は1 下は4 右が3 左が2

数字の輪の中心のボタンが実行になります。

電源ボタンで待受画面(一番最初の画面)に戻ります。

右上のもどるボタンで1つ前のメニューに戻ります。

文字入力は入力できる漢字の種類「ひらがなのみ」「小学校で習う漢字までの学習漢字」「標準漢字」の3つから選べます。

またもに入力モードも2つより選べます。
50音一覧とテンキー入力がありますので、お子さまが使いやすい方に設定してあげるといいでしょう。

 

位置ナビ(GPS機能)の使い方

キッズケータイでお子さまの位置検索をするには、イマドコサーチの契約が必要です。

親回線から申し込みを行い、窓口で検索許可設定をする必要があります。

操作方法は親回線から(スマホの場合)
※アクセスにはspモードパスワード、ネットワーク暗証番号、dアカウントのいずれかが必要です。

dメニュー→サービス一覧(もっと見る>一覧を見る)→イマドコサーチ→ご契約のお客様→検索ページへ

iPhone・iPadからは上記の方法で、Android搭載の端末とドコモケータイ(spモード)は上記の方法とイマドコサーチアプリからも利用可能です。

 

いますぐ検索の方法

探したい相手を選択し、いますぐ居場所を探す→一定時間経過すると自動的に検索結果が表示されます。
地図上の円は誤差の目安になります。円の半径は測位レベルに応じて以下の通りとなります。

  • 測位レベル3★★★:半径50m ほぼ正確な位置情報です
  • 測位レベル2★★☆:半径300m 比較的正確な位置情報です
  • 測位レベル1★☆☆:円の表示はありません。おおむね300m以上の誤差となり、探したい相手は地図で表示されているエリア内にいることを示します。

 

電話・メール機能について

通話料は、家族間(ドコモのファミリーグループ内)は無料で、それ以外のドコモ、他社携帯、固定電話へは21.6円/30秒かかります。

また、電話帳に登録してある相手先にのみ発信可能で登録件数は50件までです。

メールはSMS(携帯番号宛のショートメール)のみ可能で、送信料は3.24円/回です。
※受信は無料

ショートメールですので文字数に制限があり、一回の送信で全角70文字までとなっていますが、絵文字も利用可能です。

他社の携帯にも送信できますが、電話帳に登録した電話番号宛にのみ送信できます。

設定にメール送信機能があり、送信をできなくすることも可能です。

電話、SMSは、電話帳登録外着信拒否設定で登録していない番号から受信を拒否できます。
※緊急電話をかけた場合は、折り返しの電話を受けるため設定が5分間無効になります。

 

契約・解約について

キッズケータイの契約方法と解約方法について紹介します。

 

キッズケータイの契約方法

キッズケータイの新規契約の方法や注意点をご案内をします。

12歳未満のお子さまは親権者名義での契約となります。

新規契約時には契約者の身分証明書の提示と、毎月の料金の支払い先の登録が必要です。

身分証とクレジットカード・キャッシュカードを用意してください。

また、お子様の年齢確認のため、お子さまの身分証明書も必要になります。

 

キッズケータイ契約後にやること

購入後、以下の初期設定が必要です。

  • 電話帳画面で電話帳の登録
  • 時刻設定
  • 暗証番号の設定
  • 位置提供の設定
  • ソフトウェアの自動更新の確認

以下のような細かな設定は、親回線の携帯でしないといけません。

  • 防犯ブザーを鳴らした時に電話をかける相手の設定
  • みまもりアラートの設定として親回線へ「親子のきずなアプリのインストールや設定」

より安心して使えるように、利用前にしっかりと設定をしてくださいね。

 

解約時の手順

お子さんが大きくなり普通のスマホにする場合などは、ドコモショップで解約の手続きが必要です。

契約者がドコモショップに、身分証明書と解約するキッズケータイを持参してください。※端末の回収はお客様が不要なときのみで、回収が必須ではありません。

2年定期契約で基本料が500円となっていますので、2年経過していない場合の解約は違約金が9,500円かかりますのでご注意ください。

 

他社キッズケータイとの比較

ドコモのキッズケータイとau・ソフトバンクのキッズケータイを比較してみましょう。

au・ソフトバンクのキッズケータイの特徴

au:mamorono3 ソフトバンク:みまもりケータイ4
料金:月額743円/プランEシンプル 料金:月額490円/通話定額ライト基本料
・緊急速報メールに対応
・防犯ブザーを鳴らしたときなど位置検索ができる
・お子さまが移動した経路を地図で確認することができる
・あんしんナビでいつでもお子さまの居場所を確認
・指定された決まった時間に自動的に居場所をお知らせ
・携帯やパソコンからも居場所の確認ができる
・防犯ブザーがなると自動的にココセコムオペレーションセンターに通報
・防犯ブザーを引くと、家族のケータイへ連絡
・車や電車の高速移動をするとメールを送信
・位置情報の測位、指定したエリアへの出入りを自動通知
・決まった時間に居場所を通知
・プロの警備員が緊急時に出動してくれる※利用料が発生
・電話帳は発信で10件、着信で20件まで登録できる
・登録されてない人からの連絡はブロック
・メールは音声メールにも対応

auキッズケータイの特徴と注意点を追加しておきます。

ココセコムの月額基本料金は0円ですが、緊急時に利用すると以下の料金が発生します。
・位置情報提供(都度):100円/回
・セコムに電話で確認:200円/回
・現場急行料金(都度):5,000円/回

auキッズケータイの基本料は、月額743円(税抜き)のプランEシンプルです。※2年の定期契約が必要です。

この基本料は、利用者が小学生以下で新規購入だと12ヶ月間基本料が無料になります。

ただし、お子さまの居場所を確認するには、インターネット接続サービスとして月額300円と移動経路通知設定が必要です(月額無料)。

または、安心ナビの契約(月300円)が必要となります。
※検索される側(お子さま側)のパケット通信料が発生するため高額になる可能性があるのでご注意ください。

各社キッズケータイの利用料金はほぼ横ならびとなっています、キッズケータイは親権者の契約している携帯電話とセットで利用するので、キッズケータイの月額料金が多少安いからといって、親回線も一緒に乗り換えというのはあまり現実的ではないでしょう。

 

ドコモのキッズケータイはおすすめです

ドコモのキッズケータイは、小学生以下の小さなお子さまが持つには十分な機能が備わっています。

小学校に上がる頃になると、友達の家に一人で遊びに行ったり、公園などにも行く機会が増えます、そんな時に通話で居場所の確認ができるのは本当に心強いです。

また、防犯ブザーを引くだけで親回線とプロの警備会社に通知が届くのはとても安心感がありますよね。

月の基本料金も1,000円ほどですので、ぜひドコモのキッズケータイを検討してみてくださいね。