ドコモ光「戸建/マンション」の違いは?基本料金・初期費用などを紹介します

ドコモ光は、お住いの様式によって「戸建てタイプ」と「マンションタイプ」に分かれ、さらに契約方法は「新規契約」「転用契約」があります。

  • 戸建タイプ:一軒家や契約戸数の少ない集合住宅などで個々に契約する場合
  • マンションタイプ:一般的な集合住宅でネット回線設備を共同で使う場合
  • 新規契約:初めてネット回線を利用する場合とフレッツ光以外からの乗り換え
  • 転用契約:NTTフレッツ光からの乗り換え

転用とは、NTTフレッツ光から「光コラボ回線」へ乗り換える事を指します。「光コラボ回線」とは、NTTフレッツ光の光回線を使用したネット通信サービスで、ドコモ光やソフトバンク光など全国に300社ほどあります。

フレッツ光からの転用申込みは、NTTフレッツ光の回線設備をそのまま使用することから、工事不要で簡単に乗り換える事ができ、フレッツ光よりも料金が安くなる場合が多いので、最近の主流になってきています。

今回は、ドコモ光の様々な契約を「各種料金」「スマホとのセット割」「解約の際の注意点」「開通までの流れ」などといった点に沿って解説していきますので、ドコモ光の契約に是非ご活用くださいませ。

 

ドコモ光の各種料金は?

まずドコモ光の各種料金について確認していきましょう。

ドコモ光を始めるには、月の利用料金とは別に工事費と事務手数料がかかります。

 

料金プラン

ドコモ光の料金プランを「マンションタイプ・戸建てタイプ」で整理しました。

ドコモ光は、26社のプロバイダーより自由に選ぶことが可能で、選択するプロバイダーによって料金にちがいがあります。

ドコモ光基本料金
サービス名 一戸建て用(月額料金) マンション用(月額料金)
ドコモ光 タイプA:5,200円

タイプB:5,400円

タイプA:4,000円

タイプB:4,200円

フレッツ光などから変更の場合は、使用中のプロバイダーをドコモ光でも選ぶとアドレスがそのまま使用できるのでおすすめですが、プロバイダーにこだわりが無い場合は、タイプAから選んで大丈夫です。

 

ドコモ光の初期費用は?

実際にドコモ光の利用を始める場合には、「工事費と事務契約料」が初期費用として必要となりますので、金額を確認していきましょう。

事務手数料は、新規・転用のどちらの契約でも一律3,000円かかります。

戸建てタイプで、光回線工事をしていない場合は、必ず開通工事が必要ですが、マンションタイプで申し込む場合は、建物内で工事がどこまで済んでいるかによって工事内容が変わります。

ドコモ光工事費一覧
マンション 16,200円 立ち合い工事
戸建 19,440円 立ち合い工事
屋内配線不要 8,208円 マンション共有部の配線設備工事等で済む場合
(立ち合い不要)
派遣工事なし 2,160円 NTT局内の工事で済む場合(立ち合い不要)

工事内容は、実際に工事担当者が来ないと分からない部分もありますので、目安としてお考え下さい。

現在、ドコモ光公式キャンペーンで、工事費が無料になっていますので、申込みのチャンスです。

 

スマホとネット回線のセット割(ドコモ光パック)

ドコモ光は、ドコモのスマホ・携帯とネット回線をセッで契約すると、月額料金が割引になるお得なサービス「ドコモ光パック」が提供されています。

「ドコモ光パック」の割引き額は、スマホ・ケータイで契約しているデータ量プランによって変わります。

ドコモ光パックに対応するデータ量のプランと割引き額一覧
家族で分け合うデータ量プラン名と金額 ドコモ光セットの割引き額
ウルトラシェアパック100:25,000円 -3,000円⇒-3,500円(2月より増額)
ウルトラシェアパック50:16,000円 -2,400円⇒-2,900円(2月より増額)
ウルトラシェアパック30:13,500円 -2,000円⇒-2,500円(2月より増額)
シェアパック15:12,500円 -1,800円
シェアパック10:9,500円 -1,200円
シェアパック5:6,500円 -800円
個人で契約するデータ量プラン名と金額 ドコモ光セットの割引き額
ウルトラデータLLパック:8,000円 -1,100円⇒-1,600円(2月より増額)
ウルトラデータLパック:6,000円 -900円⇒-1,400円(2月より増額)
データMパック:5,000円 -800円
データSパック:3,500円 -500円※
ケータイパック:300~4,200円 -500円※

※データSパック・ケータイパックは、ドコモ光の料金から1年間に限り割引かれます。

このようにドコモ光では、スマホ・携帯とのセット契約で割引になるサービスが提供されているので、ドコモユーザーさんに特におすすめの光回線です。

 

ドコモ光の解約金は?

引っ越しや光回線が不要になった、などの理由でドコモ光を解約する場合の解約違約金について説明します。

ドコモ光は2年間の定期契約を条件に、毎月の利用料金が割引き価格で提供されていますので、契約の更新月以外の解約には違約金の支払いが必要となります。

  • 戸建てタイプ:13,000円
  • マンションタイプ:8,000円

違約金の支払いを回避するためには「契約更新月に解約する」ことが必要です。

定期更新型ではないフリー契約のプランですと、毎月の料金が1,000円高くなりますが、定期更新なしを選択することも可能です。

 

ドコモ光の通信速度

ドコモ光では基本的に最大1Gbpsの通信速度でサービスが提供されており、一部マンションタイプでは宅内配線などの関係により100Mbpsで提供されているケースもあります。

これは他の主要な光回線でも同じで、特にNTTフレッツ光回線を使用した「光コラボ回線」はすべて基本的に通信速度が最大1Gbpsで提供されています。

NTTフレッツ光回線はフレッツ光利用者以外にも、ドコモ光・ソフトバンク光など多くの「光コラボ回線」の契約者が利用することから、回線が混雑し速度低下を引き起こす事があります。

しかしドコモ光の場合は、プロバイダーに「GMOとくとくBB」を選択すると、回線内の混雑に影響を受けない「IPv6」方式で高速インターネットが利用可能ですので、速度に関しては心配ないでしょう。

 

ドコモ光申込み前の準備と注意点

ドコモ光を申し込む場合は、新規契約の場合と転用との場合で少し異なりますが、以下のような事前準備を行っておくことが必要です。

  • 新規契約の場合⇒ドコモ光が利用可能エリアであるかどうか確認
  • 転用の場合⇒NTTから転用承諾番号を取得する

これらを確認した上でドコモ光の申し込みをしましょう。

 

ドコモ光工事内容(図)

ドコモ光を利用開始する際には、宅外・宅内で工事が必要です。

  • 屋外工事:電柱から光ファイバーケーブルを建物まで引く
  • 宅内工事:建物まで引かれた光ファイバーケーブルを屋内に引き込む

電柱からケーブルを屋内に引き込む際には、基本的にはエアコンなどの排気ダクトを使いますが、全くそういったものがない場合は壁に穴を開けるというケースもまれにありますので、賃貸の場合は事前に管理会社などに許可をとっておく必要があります。

 

ドコモ光申込みから開通までの流れ

ドコモ光の申込みから工事までの流れは、転用と新規契約で若干異なります。

【転用の場合】
転用で速度変更がない場合は、宅内工事は不要です。

①ドコモ光で転用承認番号を受け取る

②GMOとくとくBBでドコモ光を申込む
GMOとくとくBB

③工事⇒NTT局側で切り替え工事となり、宅内の作業はありません。完了したら連絡がきます

③開通⇒接続機器の交換が必要なケースと交換が不要なケースがあります

④支払い情報をドコモ光に登録する

【新規契約の場合】
新規の場合は必ず工事が必要となり、申し込みから工事までだいたい10日〜20日程度かかります。

①GMOとくとくBBからドコモ光を申込む
GMOとくとくBB

②ドコモ光の工事担当者と工事費の調整をする

③工事⇒ほとんどのケースで立ち合い工事となる

④開通⇒機器を接続し必要な情報をPCで入力すると開通となる

工事担当者が、ONUなどと呼ばれる通信機器を工事費に持ってくるケースと、郵送でドコモから届くケースがあります。

工事が完了したら、光コンセントと通信機器をケーブルで接続し、ドコモ光のID・パスワードなどを入力が完了すると開通となります。

 

ドコモ光の最新加入キャンペーン情報

ドコモ光の契約で、キャンペーン内容が充実しているお得なプロバイダーといえば「GMOとくとくBB」が有名ですので、特典の中身を紹介します。

GMOとくとくBBの入会特典
Wi-Fiルーター IPv6対応のWi-Fiルーター無料レンタル
dポイント 最大20,000ポイントプレゼント
キャッシュバック 最大15,000円
セキュリティサービス マカフィのセキュリティが1年間無料で利用できる

IPv6に対応のWi-Fiルーターは市場価格が15,000円程の高性能タイプの機器ですので、Wi-Fiルーターの購入を考えていた方からとても喜ばれています。

また、ドコモ光の申込み特典にはなかなかない「現金キャッシュバック」が受けられる事もポイントです。

GMOとくとくBB専用申込みサイト

 

ドコモ光の申込時の注意点とお得な申込み先

ドコモ光は、ドコモのスマホ・携帯ユーザーさんにとってとてもお得で、高速通信で快適にインターネットが利用できる回線ですが、注意すべき点も良く考えてから契約をしないといけません。

  • マンションタイプが導入できない建物がある
  • 申し込み窓口によってキャッシュバックなどの特典が違う
  • 速度が遅くなる場合がある
  • 管理会社や大家に許可を取る必要があることがある
  • 解約の際に違約金がかかるケースがある

「マンションタイプが導入できない建物」については、建物内の契約戸数が少ない場合や、設備上の問題で導入できないケースがあり、この場合は戸建てプランで導入をするか、他のインターネット接続サービスの利用を検討するといった対応が必要です。

また、マンションタイプで気をつける点は、管理会社や大家さんから工事の許可を得てから申込みをすることです。
戸建ての持ち家の場合は、自分の判断で工事が出来ますが、戸建てでも借家の場合はマンションタイプと同様に大家さんの許可を得てください。

解約の際にかかる費用を回避するためには、更新月のタイミングで解約をするのが一番ですので、Mydocomoなどで、ご自分の契約した月を確認しておくことも大事です。
Mydocomo
しかし、更新月がかなり先の場合は、ソフトバンク光やauひかりなど、乗換えの際に他社の解約違約金を負担してくれる回線もあり、そういった回線を選ぶのもいいでしょう。

また、「GMOとくとくBB」の特典を先ほど紹介しましたが、専用のサイト以外の窓口から申込みをしてしまうと、特典はうけられないのでご注意ください。
GMOとくとくBB申込みサイト

プロバイダーによっては、通信速度が遅いケースもありますが、GMOとくとくBBでは混雑時でも快適にネット通信が可能な「Ipv6通信」対応のWi-Fiルーターを無料で利用できるので、その点でもおすすめです。

ドコモ光の、契約に必要な情報をギュギュっとお伝えしてきました、ドコモ光を「GMOとくとくBB」でお得に契約し、快適なネット通信を楽しんでくださいね。