【素人でもできる】ドコモ光が繋がらない場合の簡単対処法

ドコモ光は、フレッツ光の回線設備を利用しドコモがサービスを提供する固定インターネット接続サービスで、通常このようにフレッツの設備を利用したものを光コラボ回線と呼びます。

ドコモ光はフレッツ光と同等の速度でインターネット通信ができるだけでなく、ドコモの携帯電話を契約している方は、セットで割引になるなどのお得なサービスもあるので、ドコモのスマホユーザーには特におすすめです。

しかし、他のネット回線でも同じですが、ドコモ光もトラブルなどでうまく繋がらない事があります。

このような場合に自分でできる簡単な対処法を紹介しますので、サポートセンターなどに連絡する前に一度試してみてくださいね。

 

ドコモ光が繋がらない場合の対処法

突然ドコモ光でインターネットに繋がらなくなった時の対処法・原因などを紹介します。

 

まずやること:再起動

ネットにつながらなくなった時に、まず試して欲しいことは機器の「再起動」です。

ルーターやパソコンなどに限らず、情報機器は再起動することで問題が解決する場合がよくあるからです。

再起動を行う対象の機器は以下の通りです。

・パソコン
・スマートフォン
・ドコモ光ルーター
・Wi-Fiルーター

接続の形態としては、光ファイバーのケーブルが「ドコモ光ルーター」につながり、Wi-Fiを使用している場合はWi-Fiルーターを介してスマートフォンやパソコンを、使っていない場合はLANケーブルを介してパソコンを接続していることが多いでしょう。

このように多くの機器がある中で、再起動の順番はスマホやパソコンといった末端側から行ってください。

それでもダメな場合は、Wi-Fiルーター、ドコモ光ルーターの順々に光ファイバーケーブルに近づくように再起動を試してください。

  1. パソコンもしくはスマートフォン
  2. Wi-Fiルーター (利用している場合)
  3. ドコモ光ルーター

これでも接続が回復しない場合は、ドコモのサポートに問い合わせてみましょう。

 

考えられる原因

ドコモ光を使っていて急に繋がらなくなるケースには、いったいどういった原因がありどのように対策をすれば良いのか、いくつかの考えられるケースを取り上げて説明します。

繋がらない理由としては、以下のようなものが考えられます。

  • ドコモ側の障害や機器メンテナンス
  • ドコモ光ルーターの故障
  • Wi-Fiルーターの故障
  • スマートフォンの故障
  • パソコンの故障
  • ネットワークケーブルの断線

これら、考えられるケースについて一つ一つ対策を考えてみましょう。

【ドコモ側の障害や機器メンテナンス】
以下のサイトで工事や障害の情報がないか確認する。
ドコモ光公式サイト

【ドコモ光ルーターの故障】
サポートに問い合わせて機器の故障かどうか確認する。

【Wi-Fiルーターの故障】
有線LAN経由で接続してみて問題がないかを確認する、問題がなければWi-Fiルーターの故障と考えられる。

【スマートフォンの故障】
他のスマートフォンやパソコンでインターネット接続をしてみて、問題なく接続できるようであればスマートフォンの故障である可能性が高いので、ショップ等で修理を受ける。

【パソコンの故障】
同じく、スマートフォンや他のパソコンで接続してみて、問題なくインターネットにつながるようであれば、パソコンが故障している可能性があります。

【ネットワークケーブルの断線など】
パソコンやその他の機器に問題はないのに接続できないというケースであれば、ネットワークケーブルが断線しているケースも考えられます。

このようにドコモ光でネットワークが繋がらない場合の原因にはいろいろなものが考えられます。問題が発生した場合は、ここで掲げたような対応を行ってみてください。

 

問い合わせで改善できることできないこと

問題がある場合は、サポートに問い合わせをすることで解決できる場合とそうでない場合があります。

ここでは、具体的にこれらにどういった例があるのか見ていきたいと思います。

【ドコモのサポートで改善できること】
基本的にドコモのサポートでは以下のようなドコモのサービスや製品については受け付けてくれますが、それ以外は対象外となる可能性があります。

  • ドコモ光の回線の問題による障害や故障
  • ドコモ光からレンタルしたルーターの故障や不具合
  • ドコモの携帯電話の障害や故障

 

【ドコモのサポートで改善できないこと】
ドコモ以外の製品やサービスについては、ドコモのサポートでは対応できないケースがあります。

  • パソコンの不具合や障害
  • ドコモ以外のスマートフォンの故障や不具合
  • 市販のルーターの故障や障害
  • その他、ドコモ以外の製品などの不具合

このように、ドコモのサポートでは基本的にドコモのサービスや製品に関することについてはサポートが受けられますが、それ以外についてはあまり期待できないでしょう。

ドコモ光で問題が発生した場合の連絡先です。

ドコモ光カスタマーセンター
ドコモの携帯電話から:局番なしの113
ドコモの携帯電話以外から:0120-800-000
年中無休

 

クーリングオフ

どんな対策や対応をしても接続が出来ない、という場合はクーリングオフと呼ばれる制度で解約ができます。

ドコモ光のクーリングオフの規定では、ドコモ光の申し込み後郵送される「ドコモ光契約申込書」を受け取ってから8日以内であれば、契約解除を行うことが出来ます。

このクーリングオフ制度を利用してドコモ光を解約する場合は、いくつかの注意事項があります。

  • 「ドコモ光契約申込書」を受け取ってから9日以降になると利用できない
  • 携帯電話サービスなど別途解約するのであればドコモショップに行く必要がある
  • 「プロバイダがセットになったプラン」を契約した場合は、クーリングオフではプロバイダは解約できないケースがある

クーリングオフは初期解約制度として有効ですが、このようにいくつかの注意点があります。

もし、クーリングオフをするのであれば、これらの点はしっかりと確認することが大切です。

 

乗り換えも検討しましょう

上記の方法を試してもネットが繋がらない場合は、ドコモ光を解約して他のネット回線へ変更するのも一つの手でしょう。

ドコモ光を解約する場合の乗り換え先には、いくつかのパターンが考えられます。

  • 同じ光コラボ回線で他のプロバイダーと契約する
  • ケーブルテレビのネット回線にする
  • WiMAXなどのモバイル通信サービスを利用する
  • auひかりや電力会社系光などフレッツ光回線以外にする

これらをパターンごとに細かく見ていきましょう。

 

ケース1: 光コラボ回線はそのままで他のプロバイダーと契約

光コラボ回線はそのままで、ソフトバンク光やOCNやSo-netなどの他のプロバイダーに変更する方法です。

メリット :工事等はほとんど発生しないので手間があまりかからない

デメリット:回線設備は同じなので接続ができない可能性が残る

 

ケース2: ケーブルテレビなどに変える

光回線自体をやめて、ケーブルテレビの提供するインターネット接続サービスに変更する方法もあります。

メリット :テレビや電話なども楽しめ比較的安価

デメリット:ケーブルテレビの工事が発生する/光回線より速度が遅い

 

ケース3: WiMAX等のモバイル通信サービスにする

有線のネット回線ではなく、携帯式のモバイル回線を契約する事も可能です。

メリット :工事が不要ですぐに利用できる

デメリット:電波が不安定になる場合がある

 

ケース4:auひかりや電力会社系光などフレッツ光回線以外にする

フレッツ光の設備をしない光回線なので、接続不良の改善が期待できるでしょう。
また、光回線なので通信速度が速いのも魅力です。

メリット :フレッツ光同様の回線速度でインターネットが楽しめる

デメリット:回線設備がちがうので工事を一からやり直さなくてはならない

このように、乗り換えを考える場合はいくつかのパターンがあり、それぞれにメリットとデメリットがあります。

したがって、実際に乗り換える際にはそれぞれのパターンを比較検討し、もっとも自分の使い方にあったものを選択することが大切です。

 

ドコモ光がつながらなくなった時の対処法まとめ

いかがでしたでしょうか、意外と自分でできることは少ないと感じられたかもしれません。

再起動と機器の故障のチェックくらいしか自分でできることはありませんが、再起動するだけで直ってしまうケースも多いのでまずは試してみてください。

乗り換えの場合は、ドコモ光の解約違約金を負担してくれるネット回線や、ネット代理店からの申込みでキャッシュバックがもらえる回線もあるので、よく調べてお得に乗り換えをしてくださいね。